2024年のいま相鉄にはどのようなラッピング列車があるのか


横浜と海老名を結ぶ本線、横浜と湘南台を結ぶいずみ野線、そして新横浜と西谷を結ぶ新横浜線を運営する相模鉄道。相鉄新横浜線が開業した約1年前は大きな注目を集めた。その一方で多様なラッピング列車が運転されることでも注目を集めている。そこで、2024年6月現在、相鉄で運転されているラッピング列車をまとめた。

2024年6月初旬にラッピング列車について調査したところ、全部で3種類あった。以下に概説する。

そうにゃんトレイン

2024年3月21日(木)より新デザインとなった「そうにゃんトレイン」が運行されている。「そうにゃん」とは相鉄沿線に住む新種のネコであり、相鉄の広報担当である。このキャラクターを用いて相鉄沿線の魅力発信を目的としたラッピング列車が「そうにゃんトレイン」である。初代は2014年5月10日(土)に登場し、2024年3月21日(木)に11代目として装いを新たにした。ラッピング車両は11000系(11004F)である。

横浜方面と海老名方面の先頭ではデザインが異なる。ぜひ双方の記録をしておきたい。運行期間は当面の間とされているので時間の余裕はありそうだ。運行時刻は相鉄公式サイトで公開されている。

懐かしの若草版ラッピング

2024年5月18日(土)より「懐かしの若草版」ラッピング列車が運行されている。ラッピング車両は10000系(10705F)である。10000系は相鉄の「デザインブランドアッププロジェクト」の一環として車両のリニューアルが進められている。わかりやすい例は、「横浜ネイビーブルー」への塗装変更やライトの位置の変更といった前面形状の変更が挙げられる。10000系の約半数がリニューアルの実施がされている状況である。そこで、相鉄の駅係員の有志によって「SOTETSU SERIES 10000 REVIVAL COLOR PROJECT」が立ち上げられた結果、「ピーコックグリーン」を先頭に施した若草色ラッピングが登場した。

先頭車両に登場時のカラーをイメージした配色となっている。また、横浜側の先頭車両前面には導入時に貼付されていたグループマークロゴが再現されている。運行期間は2024年11月頃までが予定されている。ぜひ記録しておきたいところだ。運行時刻は公開されていないが、運行区間は相鉄本線(横浜駅~海老名駅)、相鉄いずみ野線(二俣川駅~湘南台駅)である。

往年の赤帯版ラッピング

2024年5月18日(土)より「往年の赤帯版」ラッピング列車が運行されている。ラッピング車両は10000系(10708F)である。こちらのラッピングは10000系が赤帯で登場していたらというイメージで実施されている。かつて相鉄では2014年度まで赤色を基調とした車両が活躍していた。今回のラッピングでは、先頭車両前面と側面の一部に赤色を施すことにより、相鉄で活躍していた赤帯車両を彷彿とさせることとなっている。ラッピング実施の経緯は上記の「懐かしの若草版ラッピング」と同様である。

運行期間は「懐かしの若草版ラッピング」と同様2024年11月頃までが予定されている。こちらもぜひ記録しておきたいところだ。運行時刻は公開されていないが、運行区間は相鉄本線(横浜駅~海老名駅)、相鉄いずみ野線(二俣川駅~湘南台駅)である。

ここまで2024年6月現在、運行されているラッピング列車についてまとめた。調査したところラッピング列車は3種類あった。「懐かしの若草版ラッピング」と「懐かしの若草版ラッピング」は2024年11月までの運行予定であるため確実に記録しておきたいところだ。


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